足のお悩み相談・解消事例②ひざ痛

足のお悩み相談・解消事例②ひざ痛

お悩み・足の状態・診断結果・対応方法

【お悩み】ひざ痛(変形性ひざ関節症)右ひざ O脚 70代 女性

運動不足と加齢によるひざ軟骨のすり減り・筋力低下を言われたため、ウォーキングをしている。(痛みが出るため、ウォーキングも満足にできない状態)

O脚がここ数年で悪化していることが気になっており、電気・ヒアルロン注射を毎月行っているが、3~4年後に人工関節置換術を提案されている。

一度、病院でO脚・ひざ痛軽減の為、カカト外側を高くした足底板(中敷き)を作った。

【足の状態】

動き始めや階段を降りる時に特に痛む。

夏時期には痛みは軽減していたが、気温の低下とともに痛む頻度が多くなる。

O脚の角度が強い。

【診断結果】

ひざが外に開いている、つまりO脚=足が外側に向いている認識であったが、

実際は、足の内側への過剰な倒れこみ(歪み)が出ている。

※右足の親指以外が地面についていないことからも足自体は外側には倒れていない

歪みをかばう(代償行為)によりO脚になっているため、中敷きによる足関節(身体の土台)の安定と、靴によるサポートを行う。

試着段階で来店時にあった痛みが軽減し足が上がるようになった。

1か月検診時:履き始め当初は楽になったが、違う箇所にひざの痛みが発生した。動かせていなかった筋肉・関節・じん帯・腱が動くことによる反応が出た為。

3か月検診時:1か月は不安定な状態もあったが、3か月現在は目標の1日5000歩~8000歩のウォーキングが出来るまでに負担が軽減されたことの報告を受ける。

↓画像 足のプリント

急な冷え込みによる筋肉や関節のこわばりがきっかけで、痛みが再発するケースも多いのが今の時期ですね!

痛みがなくなる=治った訳では無い

O脚=足自体は実は内側へ倒れている

ヒアルロン酸では痛みが取れることはない

中敷きや靴によって、日々の生活でいかに関節に負担をかけないようにしていけるかが、

負担軽減の一番の近道とお客様も実感していただきました。